アオバトの飛来

東京にいたときにはまず見ることのなかった神奈川テレビだが、地元の興味深い番組のときには見ることがある。先日、大磯の照ガ崎に飛来する「アオバト」について短時間であるが取り上げていた。

5月中旬から9月下旬までの繁殖期、丹沢に生息するアオバトは、日の出、日の入りの時刻を中心として大磯の照ヶ崎まで集団で飛来し、海水を飲んでまた丹沢へ帰っていくという。アオバトにとって塩分を含む海水は必要不可欠の水分のようで、この時期、毎日飲みにくるという。(カラスバト、モリバトも海水を飲むが、毎日のように飲むのはアオバトだけとのこと。なぜ海水を飲みに来るのかは明らかにされていないらしい。)

こうした経緯から、この照ヶ崎は1996年、神奈川県の天然記念物に指定されたそうです。詳しいくは、「こまたん」というHPを御覧下さい。アオバトは鳩とは思えない美しさです。
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by kurarc | 2010-07-07 22:06 | nature