アンジェロ・マンジャロッティの合板家具
今日は仕事の帰りに、イタリア文化会館で開催されているアンジェロ・マンジャロッティの作品展を見学。
その中で特に興味をもったのは、合板による家具の展示であった。テーブル、スツール、棚がそれぞれ展示されてあった。
合板の家具はすでに様々なデザイナーによりデザインされている。新しいかたちやコンセプトの家具が今後デザインできる可能性があるのだろうか?と思っていた矢先に、アンジェロ・マンジャロッティの合板家具は私の発想を超え、魅力的な家具として表現されていた。
やはり考えることをやめてはいけないのだ、と改めて思い知らされた。合板というある意味プアーな素材でもアンジェロ・マンジャロッティの手にかかると、合板とは思えない家具に変身していた。誤解をしてほしくないのは、ものすごいことをやっている訳ではない、ということ。そのデザインはあまりにも素直であることにも驚かされた。
興味のある方は、イタリア文化会館で実物を見学することをお薦めしたい。
by kurarc | 2012-06-13 23:34 | design