井の頭公園まるごとガイドブック

井の頭公園まるごとガイドブック_b0074416_20411554.jpg

地元の散策を相変わらず続けている。打ち合わせ室として使用している三鷹産業プラザの地域情報センター内にある書架に『井の頭公園まるごとガイドブック』という書籍をみつけた。

井の頭公園は2017年に開園100周年を迎えることもあり、改めてこの「都市のオアシス」を見つめ直す試みとして、このガイドブックが出版されたのである。133ページの中に、井の頭公園の歴史、自然をはじめ、新旧の情報がうまく凝縮されていて、魅力的な地域情報誌といえるものになっている。

子供の頃から何気なくその存在が気になっていた祠が水神の祠であり、この祠のある場所から玉川上水を牟礼地区へ農業用水としてひいた名残であることをこの書籍で知った。地元のことは灯台もと暗しで、意識しないと学ぶことはできない。やっと、そういうことができる年代になってきたということか。しかし、自分でもこれほど井の頭公園のことが好きであったとは、今更ながらやっと気がついた。

*このガイドブックによると、池の地下水は枯れていないということ。1981年のヘドロ除去工事中に何カ所もの湧水口が健全であることを発見したという。

by kurarc | 2012-12-08 20:39 | 三鷹-Mitaka