間奏曲 歌劇『カヴァレリーア・ルスティカーナ』

バッハのG線上のアリアの次の課題曲は、マスカーニ作曲の間奏曲 歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』にすることに。

以前、ブログでこの曲について、原作者であるヴェルガをD・H・ロレンスが高く評価していたが、このマスカーニの曲については、評価していなかった等々、ということを書いた。

そうはいっても、この曲の美しい響きについては誰も異論を唱えるはずはなく、トランペットの練習曲として、曲のまとまり、連符による運指のトレーニング、最後のハイ「B(ビー)」の音を出す練習として、大変都合の良い曲であるから、この曲ははずせない。もちろん、譜面がすぐ入手できたこともある。

ロレンスもこうした理由があれば、お許しいただけるのではないか。マスカーニ自身、ファシズムに接近した作曲家としての興味もあるが、その点については改めてふれることにしようと思う。

by kurarc | 2015-02-25 21:35 | trumpet