おいしい珈琲とは?

カフェや珈琲の話題が絶えない。様々なチェーン店が世界各国から押し寄せてきては東京に出店している。

こうなると、本当においしい珈琲とは何なのか、どういう淹れ方が珈琲にあっているのか知りたくなる。ペーパードリップか、ネルドリップか、プレスか、エスプレッソか、水出し珈琲か、珈琲メーカーか・・・?

ペーパードリップ派が自宅で淹れる人間では圧倒的に多い気がするが、この淹れ方は、合理的であるが、本当に美味しいのかいつも疑問に思う。それに、一人で淹れるにはあまり適合しない淹れ方のように思う。

エスプレッソは、かなり高級なマシンを買わない限りうまみが抽出できない気がする。

そこでわたしがお薦めするのが、水出しである。以前にもこのブログで書いたが、この水出しがよいのは、まずは、暖かい珈琲をのぞまなければ、淹れるときに電気代、ガス代がかからないこと。ゆっくり抽出するため、味が濃厚であること。しかし、弱点は豆の量が2倍以上必要なこと。そう考えると、価格の点ではむしろ高価になるかもしれない。

朝の慌ただしい時間を少しでも緩和するには水出し珈琲は役に立つ。夜のうちに仕込んでおけば、朝方にはできているからである。暖かいものがのみたければ、パンを食べている間、コンロに極弱火でかけておけばよい。カフェオレなどにも対応しやすい。

夏場には冷蔵庫でつくれば、朝にはアイスコーヒーができている。(わたしは冷たい珈琲は飲まないが)水出し珈琲という現在廃れてしまった淹れ方が、以外と上質な珈琲の淹れ方なのかもしれないと今は思っている。

by kurarc | 2015-07-10 00:03 | gastronomy