Office365 Solo

Office365 Soloを購入した。手持ちのOfficeのバージョンがあまりにも低く、役に立たなくなってきたためである。

Office365 Soloは名前の通り、1年間有効のソフトである。5年間延長できるという。マイクロソフト社のこうしたサービスは非常に優れている。ソフトを安く提供しようというコンセプトに忠実だからである。それに比較してCADソフトは融通がきかないソフトが多い。余計なおまけをたくさん付属させてソフトの単価を上げていくことに余念がないのである。ユーザーの方を向いてつくっているソフトとは思えないのだ。

Office365 Soloの価格はおよそ1万円程度になる。割引と定価にしたら1500円程度のマニュアルが付いてくるからである。1年間使えて1万円という価格設定は購入しやすいことはいうまでもない。すべてのソフトはこの程度の価格に収まるはずなのだ。あるいは、収まるように無駄を省いたバージョンをつくるべきである。贅肉だらけのソフトに無駄なお金を使いたくはない。

わたしは現在、アップル社のPCを使っているが、初めて使ったPCは、MSーDOSというマイクロソフト社のシステムを使用していた。1990年頃のことである。これで修士論文も書き、データベースもつくっていた。しかし、わたしが使い始めた頃のMS-DOSはあまりに使いづらかった。そのためにPC離れしてしまったのである。

今、パソコンを使い始める学生たちは羨ましい。しかし、携帯電話のおかげでPC離れしているというからもったいない話である。

*上のようなことを書いていたら、AUTO CADは同様なサービスを始めたことがわかった。AUTO CADに変更した方が良いのかもしれないが、Macユーザーは融通がきかないから困ったものである。

by kurarc | 2017-05-24 22:31 | archi-works