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by S.K.

第1回近山スクール東京参加

今日は午後から東京の錦糸町で近山スクール東京に参加してきました。
近山スクールとは、近くの山の木で家をつくる主旨のもと行われる木造建築の講習会で、来年の2月まで8回に及ぶ講習会が開かれます。今日は第1回目で、講師は有馬孝禮さん(宮崎県木材技術センター所長)と松村秀一さん(東京大学大学院工学研究科建築学専攻助教授)でした。

特に松村さんの工務店の現状やプレカットの話などは興味深く、松村さんによると、プレカットなど合理化を進めていくと木造はツーバイフォーに集約されていってもいいはずなのに、日本は軸組工法(いわゆる在来工法)が根強いのはなぜなのかわからないとのこと。ツーバイフォーは建築家がよく批判するような耐久性に劣るということもないとのこと。確かに日本人は軸組で木造を考えてしまう遺伝子があるのではと思えるほど柱、梁が好きな民族なのかもしれません。やはり大昔から木材の不足の問題などを抱えたため、校倉づくりのような工法は淘汰されていったのか?、単なる壁嫌いなのか?etc.・・・と考えながら、やはりなぜなのかよくわかりませんでした。

また、プレカットの普及と、いわゆるパワービルダーといわれる年間200棟から1000棟も住宅を建設する工務店(TVで芸能人をコマーシャルに使うような工務店)の出現がパラレルだということ。それだけプレカットの影響力が絶大であったということらしい。結局、木造は現在のような様々な工法が混在しながら当分の間進んで行くようです。

スクールの帰りに、日本橋界隈を散策。下の写真は日本橋。橋を渡るというより、高速道路の下をくぐり抜けるという感覚。しかし、そもそもどうしてこのような高速道路の建設が許可されたのか???
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by kurarc | 2006-09-02 21:36 | archi-works
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