東京女子大学レーモンド建築のパネルディスカッションに参加

今日は朝11時から、以前のブログで紹介したパネルディスカッション『なくしていいのか建築文化』-東京女子大学のレーモンド建築を中心に-に進行役として参加させていただいた。
会場には東京女子大学OGの方々をはじめ、予想以上に多くの方々にお集まりいただき、建築保存についての意見交換を行うことができた。
パネルディスカッション終了後、東女レーモンドの会懇親会にも参加させていただき、女子大内のレーモンド建築についての様々な思い出や本の中では知り得ない貴重な情報をお聞きし、OGの方々のレーモンド建築に対する思いの深さを改めて痛感した。
現在東寮が夏休みにも解体されようとしている状況だが、会の方々の建築を残そうという情熱に圧倒されたし、さらにすばらしいと思ったのは、このような会が非常に和やかな雰囲気の中で進められていることだ。大声を張り上げて訴えるのではなく、理性をもって訴えることを貫いている態度に、女子大OGの方々の懐の深さ、歴史の深さを感じた。(下の写真がパネルディスカッションの光景。新宿駅西口ひろばの特設会場)
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by kurarc | 2007-07-21 22:53 | archi-works