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東京中央郵便局を重要文化財にする会 設立される
本日(25日)、憲政記念館(千代田区永田町)第2会議室にて、東京中央郵便局を重要文化財にする会の設立と発起人会が午後6時より行われた。私も発起人の一人として名を連ねていることもあり、参加する。

東京中央郵便局は建築家吉田鉄郎の設計による。郵政事業が民営化されたこともありこの建築物のある部分(またはすべて)を壊し、高層化しようという方向性が打ち出されている。その方向に異議をとなえようという会である。

この建築が建設された当時、ブルーノ・タウトがこの建築物を見学している。残されたタウトの日記によると、1933年の5月28日にタウトは建築家吉田鉄郎、山田守、谷口吉郎とこの建築を見学している。タウトはこの建築を「非常にすぐれている・・・・同氏(吉田)の建築は極めて即物的だ」として、吉田鉄郎を「最高の力量を具えた建築家」として絶賛している。

タウトが絶賛した建築物を重要文化財に指定することで、部分的な保存ではなく、全体保存が必要であること、その意図の実現のために重要文化財に指定しようというのである。非常に限られた時間の中で、どれだけのことができるのか。これからが正念場となる。

*本日の会で、会の代表は東京芸術大学名誉教授の前野まさる先生が選出された。
*下の東京中央郵便局の写真は、写真家清水襄氏による。

by kurarc | 2008-03-26 00:25 | conservation design
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