Archiscape


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by S.K.
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恵比寿ガーデンプレイス

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仕事でよく恵比寿を訪れるようになった。恵比寿は鎌倉に住んでいた頃、一時フラメンコギターを習いに通った街である。恵比寿は坂の多い街であることにも最近気づいた。その坂に沿って魅力的なカフェ、レストラン、酒場などが目白押しと並ぶ。

恵比寿ガーデンプレイスも竣工当時はなにか浮いたビル街というイメージがあったが、最近は街になじんできたように感じられる。特に地下の中庭は様々な用途で使用されている。今日は人工芝が敷かれ、その上を子供たちが駆けずり回っていた。屋外シネマの上映場所にも使われる。

恵比寿ガーデンプレイスは水に囲まれたビル街でもある。夜間にはよくデザインされた照明の中、水の音が街路に響く。水の音はうるさいと感じられないのはなぜだろう。この音は車道を走る車の音をかき消してくれてる機能をもつ。

強いて言えばもう少し文化的な施設がほしいところか。映画、写真のほか、恵比寿らしさを踏まえた文化施設がこのガーデンプレイスを中心とした界隈にオープンされることを期待したい。

*今日の夜、恵比寿の日仏会館で大学でお世話になった多木先生に関するレクチャーがあるが、残念ながら出席できなくなった。日仏会館でのレクチャーはレベルが高すぎるきらいがある。もっと親しみやすいレクチャーを増やしてほしいものである。
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# by kurarc | 2018-07-20 01:03 | water

芋焼酎 尽空

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仕事帰り、久しぶりに渋谷の安居酒屋で一杯。この店で定番の卵焼きやチーズのわさび漬けなどを食べながら、初めて芋焼酎「尽空」をいただく。                          
福岡県八女市の株式会社喜多屋さんの焼酎。お酒はあまり飲む方ではないが、たまに焼酎をいただく。ワインはほとんど飲まない。洋酒はブランデー(洋梨のブランデーなども)が主。いい歳になってきたこともあり、蒸留酒を好んで飲む。

久しぶりにおいしい焼酎に出会った。爽やかな芋焼酎でありながら、しっかりとしたコクもある。日本の酒文化の奥深さからすると、おいしい焼酎が数え切れないほどあるに違いないが、お酒も出会い。わたしはこの焼酎の名前に強い印象を感じ注文した。オンザロックがお薦めである。

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# by kurarc | 2018-07-14 00:45 | gastronomy

立体音響の発見 クレマン・アデール

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1881年、パリで開催された「電気博覧会」の出来事である。クレマン・アデールはパリオペラ座のステージに80台の電話送話器を1列にセットし、3km離れた会場に設置された受話器で聴く、という実験を行った。偶然、観客の中の一人がその中から適当な距離に置かれた2台の受話器を左右の両耳で聴くと、あたかもオペラ座の客席で聴いているような立体的な音が聞こえることを発見した。アデールは早速、その現象を記録したという。

この偶然の発見が、ステレオフォニック(立体音響)の始まりとなったのである。人間の耳は二つしかないが、360度、前後、上下といった空間を聴覚し、脳内で認識しているという。こうした認識はサラウンド音響として、前方の左右に設置されたスピーカーから、5.1ch等へと発展する360度のサウンドキャンパスへと拡大されていくことになる。(『サラウンド入門』沢口真生他著)

音とは幽霊である。壁から壁を通り抜けてしまうのだから。音という物理現象を最近探求しはじめたが、これほどありふれた物理現象でありながら、わたしはその科学的根拠についてまったく無知であった。雷はなぜ大きい音(空気の膨張による)がするのかとか、夜間には遠くを走る鉄道の音がなぜ聞こえるようになる(空気の温度差による音の屈折による)のかとか、それらはすべてこの音の物理現象による。

それにしても、アデールのような発見はすべて19世紀に存在している。20世紀はそれらを厳密に発展させただけに過ぎないと思える。21世紀もまた20世紀の発見を進めているだけかもしれない。そう考えると、21世紀には何が発見され、何が22世紀にバトンを渡されることになるのだろうか?

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# by kurarc | 2018-07-12 22:40 | France

「予実」という言葉

最近、「予実」という言葉を知った。わたしのように一人で仕事をしている人間は、予定をたて、その実績を分析するという習慣はなかった。しかし、ある集団、会社のような組織となると、この「予実」は深刻な問題となる。

予定していたことがそれと同等、あるいはそれ以上の実績があげられればまったく問題はない訳だが、予定より実績が大きく下回れば、それがどのような事由によるのか分析し、その対策を考えなければならない。

こういう言葉を知ると、やはり人間とは言葉によってつくられるのではないか、と思えてならない。ある概念を知らなければその人間は考えが及ばない。言葉を知り、それを血肉化している人間は、その生きた密度が異なるのは当然のことだろう。言葉が先行してしまう人もいない訳ではないが、様々な言葉を知り、その言葉に謙虚に生きる人間が大人、紳士といわれる人間であると思う。

新しい言葉との出会いはその人間の行動を変える可能性があるのである。言葉に対して常に新鮮な感性を持ち続けられることが人を豊かにしてくれる一つの方法であることは確かであろう。

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# by kurarc | 2018-07-09 22:27

「かたづけ士」という仕事

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今日は自称「かたづけ士」という資格をお持ちのK氏のレクチャーを受ける。かたづけることを仕事とするK氏は、単にかたづけ方を指導するのではない。かたづけることにどのような意味があり、どのように計画していくのか、また、会社のような集団内でのかたづけがいかに大切か、かたづけとコミュニケーションについて等の講義をしてくれた。

かたづける必要性は常々感じているし、かたづけることが嫌いではないが、どうも苦手なのは机の周りのかたづけと衣服のかたづけである。机の上にいつも資料やレシート、仕事に関係のないもの、果てにはトランペットが横たわることもしばしばである。トランペットが机の上に置かれるのは、PCでYou tubeを見ながら練習することもあるからである。

「わたし」を変えるには、まず机の周り、クローゼットから変えなければならないのだろう。K氏によれば、かたづける範囲を細分化し、毎日1カ所15分、少しづつ行っていくのがよいとのこと。また、ものが置かれる前の空中にあるときに、捨てる、あるいはファイルするということを薦めている。ものが置かれてしまうと、「とりあえず」が続き、机にものがあふれてしまうことになる。

1日15分、かたづけの時間をとると、どれほどの変化が現れるのか、今年、挑戦してみようと思っている。

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# by kurarc | 2018-07-07 21:52

アストル・ピアソラの映画

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年末にル・シネマにて、ピアソラの映画『タンゲディア アストル・ピアソラ』が公開される予定だという。ピアソラの演奏が映画の中でよみがえる。生演奏を聴いたことのないものにとっては、またとない機会となるだろう。

わたしは幸いピアソラのコンサートをちょうど30年前、聴くことができた。わたしの経験したコンサートの中で、ベストのコンサート。このコンサートはライブ盤のCDが発売されているから、いつでも聴くことができる。

以前も書いたとおり、母とともに行った最初で最後のコンサートでもあった。母にあげたプレゼントはこのコンサートのみ。母親の思い出とともに、ピアソラの音楽が頭の中に響いてくる。年末が待ち遠しい。

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# by kurarc | 2018-07-03 21:47 | cinema

心身と鳥のさえずり

以前、高層階の病院に入院したときに気づいたが、朝、目が覚めても鳥のさえずりが聞こえないことが妙に不自然であったことである。井の頭公園近くに暮らしている、ということもあるが、朝、目が覚めると何らかの鳥のさえずり(鳴き声)が聞こえてくる。

鳥の鳴き声に興味を持って、野鳥を観察するようになったが、最近ではその鳥のさえずりがCD化され、本とともに販売されている。わたしも一冊もっていて、たまに、鳥の鳴き声を覚えるために聞くが、この本によれば、鳥の鳴き声を聞くと、セロトニンの分泌が促進されるのだという。

セロトニンは、脳を緊張、興奮状態にさせるノルアドレナリンやドーパミンと、抑制させるGABAのような神経伝達物質のバランスをとる役割があるのだという。つまり、心身のバランスをとるのに欠かせないホルモンなのだそうだ。さらに、鳥のさえずりは、高周波で、規則性と不規則性が混在したいわゆる「1/fゆらぎ」をもつことからも、心身をリラックスさせてくれる効果があるという。(『聞くだけで極上の癒し CDブック 心地よい鳥のさえずり』日本野鳥の会監修より)

わたしが鳥のさえずりに興味をもったのは、もしかしたら、心身の疲れを癒やそうと自然に身体が反応したのかもしれない。日常の中で鳥のさえずりを聞くためにも、樹木の高さを遙かに超えるような超高層ビルには暮らしたくない。鳥のさえずりが聞こえる程度の低層階の環境がわたしには向いていると思う。

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# by kurarc | 2018-06-30 23:33 | nature

シナモンのリゾット(シナモンライス)

自分で西洋料理もどきをつくるようになったのは、リゾットからであった。ポルトガル語の習い始めた頃、クラスにスペイン料理に詳しい男性がいて、わたしに料理を振る舞ってくれた。そのときの一品にグリーンピースのリゾットがあった。非常にシンプルな料理なので、その後、自分でよくリゾットをつくるようになった。そもそも炊飯器や炊飯ジャーはもっていないので、米を食べるときはいつも鍋から炊くかリゾットをつくる。

今日は、わたしの好きなシナモンをこのグリーンピースのリゾット(というより、シナモン入りグリーンピースライス)に加えることにした。シナモンの香りと甘みがリゾットに加わり美味であった。夏場にこの爽やかな香りのリゾットは適しているかもしれない。インターネットでしらべてみると、イタリアでもリゾットにシナモンを使っているものがある。

サフランライスのように、シナモンライスがあってもよいだろう。このリゾットは、スープでつくるものではない。シナモンを加えてご飯を炊くような感じである。シナモンティーも最近販売されているから、水の代わりにシナモンティーを淹れてスープ代わりに使ってもよいかもしれない。この料理では、ご飯は玄米を使うことをお勧めする。シナモンの色が薄茶色だからである。

*以前、吉祥寺の洋食屋「おしどり」(すでに閉店)のハンバーグのブラウンソースにシナモンが使われていたことを書いた。香りの記憶はすでに50年以上つきまとっている。シナモンはモロッコ料理やトルコ料理にもよく使われる。暑い夏、特に肉料理に使用すると、爽やかさが増すと思う。

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# by kurarc | 2018-06-28 18:42 | gastronomy

携帯防災用具

大阪で巨大な地震が起きた。小学生の少女がコンクリートブロックの下敷きになるというむごい事故も起きた。最近、東京には大きな地震が起きていなかっただけに、目を覚まされる思いであった。

3.11時に、知り合いの建築家の方が、東京から自宅の藤沢まで歩いた、という話を思い出した。この話を聞いたとき、外出時にはいつでも歩いて自宅まで帰ることができるようにしなくてはならないと思ったが、そんなことはどこ吹く風、頭からまったく消え去っていた。

わたしはこの機会に、外出時(都内)、最低限の携帯防災用具について考えてみることにした。今、思い浮かぶのは以下のような用具である。

01)携帯用地図・・・都内から自宅までの道のりがわかるもの
02)非常食・・・8時間程度歩けるくらいの行動食(のどの通りのよいもの)
03)下着上下一着・・・汗をかいたときの着替え(最低、下着上のみ)
04)雨具(冬場は防寒用具)・・・雨対策用
05)歩きやすい靴・・・8時間程度歩いて疲れない靴を常時使用する
06)水筒(ペットボトル)・・・常に500mlくらいの水を常備
07)ライト・・夜間の歩行のため。停電していることを想定
08)携帯電話用バッテリー・・・携帯電話が3日間程度機能するように。
09)以上を入れて持ち歩ける鞄・・・リック型(ディパック型)になるか
10)眼鏡(携帯用)・・・万が一、眼鏡を紛失、破壊してしまったときのため
11)その他

これだけを常に持ち歩くのは、かなりかさばるし重いだろう。しかし、いざというとき困らないためにも、以上のような用具を厳選しながら、なるべくかさばらず、軽い用具を選定することが求められる。

そういえば、東京都から配布された『東京防災』も一度、熟読しなければ・・・



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# by kurarc | 2018-06-25 22:15 | design

日曜夜の井の頭公園を通って

日曜であったが、2級製図講師の講習のため、著名な製図講師H先生のチューターを勤めさせていただく。著名な講師の方だけあって、受講生には常に笑顔をたやさない。しかし、やさしい先生ではない。肝心なポイントのみを簡潔に受講生に伝える。厳しくもあり、ユーモアも忘れずにである。講義が始まる前にこうした先生の講義を聴講できたことはありがたかった。

帰り、夜も9時を過ぎた頃、井の頭公園を歩きながら帰路についた。若者たちはまだ公園内で歌を歌って騒いでいるものもいる。恋人たちは静かにベンチで語り合っている。人通りが少なくなった夜の井の頭公園を歩くことは好きである。暗闇であることは刺激が少なく、気が休まるし落ち着く。しかし、女性には少し暗すぎるかもしれない。

吉祥寺駅に向かうとき、帰るときにはできる限り井の頭公園を通過するようにしている。通過することで、何かがリセットされる感覚になる。生まれてから何度この公園を通過していることだろう。通過することで、過去が新たに再生され、更新される。そのことが心をリセットしてくれているのかもしれない。

わたしにとって、最も大切な場所の一つ、それが井の頭公園である。

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# by kurarc | 2018-06-24 22:10 | 三鷹-Mitaka


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