中村達太郎著 『日本建築辞彙』

建築の専門用語は実に難しい。そうした用語の解説をしたもので、近代日本の最初の建築用語辞典がタイトルの書籍である。初版は1906年(明治39年)。名著だけに、増補を繰り返した。この書籍を購入したくて、良く立ち寄る神田の明倫館で見つけたが、戦後の増補版が6000円。ずっと買うことをためらっていた。

そうこうしているうちに、偶然、国会図書館の近代デジタルライブラリーにこの書籍のデータが無料で公開されていることを知った。驚いたことに、中村の世代ですでに日本建築についての無知を恥じていたと言うから、私のようなものは、日本建築について何も知らないといってよい世代に属するのだろう。彼の建築辞彙で日本建築を一から学び直さなくては。

*近代デジタルライブラリーは、pdfとして取り出せ、印刷もできる。上記の『日本建築辞彙』は初版本のデータで約500ページ。すべてpdfとして取り出し、印刷した。
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by kurarc | 2010-03-01 22:16 | books

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