大晦日に贈る言葉は?

明日はいよいよ大晦日。

私は東京生まれのため、年末に帰省をするような楽しみもなく、子供の頃の正月は、母親がつくるおせち料理とお屠蘇だけが正月を感じさせてくれる貴重な思い出になっている。母が料理好きでなければ、私にとってお正月は単なる空白の時間であったろう。強いて言えば、父との凧揚げも楽しい思い出の一つか。

帰省をするような場所がいまだにないため、お正月はこれといった楽しみはない。むしろ、12月27日くらいから31日にかけての1年の締めくくりにあたる日々が最も好きである。特に大晦日は、来る1年の緊張とこの1年の脱力が一気に押し寄せるような時間感覚、身体感覚が心地よい。(鎌倉に移ってからは、大晦日深夜に初詣に行く習慣になっている。この方が大晦日の感覚のまま、初詣を楽しめるので、私は好きである。また、鎌倉の人ごみを避けることもできる。)

1月1日には、明けまして・・・といった常套句があるのだが、大晦日を迎える言葉があってもよいような気がしてならない。紅白歌合戦だけで大晦日を感じるのは少し申し訳ない。

1年の締めくくりにふさわしい言葉とは何か?やはり、この1年いろいろなことがあったが、無事にこの日を迎えることができてありがとう、という感謝の気持ちを表す言葉がふさわしいのだろう。

といっても、言葉が見当たらないので、今年は以下のようなことにして大晦日を迎えることに。

I don't know how to express my thanks on the last day of the year.
この大晦日を迎え、私の感謝の気持ちをどのように表現してよいのか言葉もありません。

by kurarc | 2011-12-30 22:25