珈琲豆 Zambia AA(ザンビア AA)

三鷹駅南口を武蔵境寄りに歩いたところに「珈琲や」という好きな珈琲豆を焙煎して販売してくれるカフェがある。地元の企業仲間が集まる集会でその店員の方にお会いしたこともあり、早速訪ねてみた。

通常のカフェと厨房内に焙煎機があり、その場で焙煎してくれる。およそ時間は15分程度。待ち時間に珈琲を一杯サービスしてくれる。私は通常、しっかりした味で苦みのあるものを好むことと、カフェ・オレに合う豆ということでザンビアAAという豆を選択した。価格も珈琲を一杯サービスしてくれることを差し引くと、かなり安く好みの豆が手に入ることになる。

家に帰り、珈琲を入れる。そのままでももちろんおいしいが、カフェ・オ・レにしたときに絶妙な味わいがあり、驚いた。家では手動の豆挽き(ポーレックス)で挽くのだが、そのときの感触が市販された豆と異なり、なめらかなのにも驚いた。焙煎が豆の芯まで煎りむらがなく行き届いているせいだと思う。

大規模なチェーン店ではなく、こうした珈琲屋が街に定着してくれれば、商店街は少しずつ活気づくのだと思う。

カフェ・オ・レを意識するようになったのは、初めてパリに行ったときだと思う。安宿に泊まったが、その時、朝7時ころになると宿のおじさんが、銀製のポット二つに珈琲と暖めたミルクを運んでくれ、それにクロアッサンをもってきてくれる。このポット二つを同時に持って、一気にカフェ・オ・レをつくる。これだけで豊かな朝の始まりになる。
最近フランスでは、カフェ・クレムまたは単にクレムと注文することが常識になっているという。つまり、カフェ・オ・レは朝食に飲み、カフェ・クレムは朝食以後のカフェとして。

ネット上でカフェ・オ・レの作り方を調べても、フランスでどのようにつくるのか、について言及しないものがほとんどであることには驚く。ミルクを泡立てる、ミルクにクリープを入れて濃厚にする、のような個人的な好み、コーヒーについてもフレンチローストを使うと書いてあるだけで、どこの地域のどの豆をどのように焙煎した豆なのかについて書いていない。日本人の文章には具体性が不足しているものが多いのはなぜだろう?

へたなカフェでカフェ・オ・レを頼むと、自宅で飲むものよりもまずいものが出てくるようになった。現在、カフェで提供されるコーヒーの品質が落ちてきているのを感じる。
by kurarc | 2013-11-04 10:09 | gastronomy