椅子のデザイン その後(2)

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この三連休中、椅子のデザインの最後の検討を行う。当初のデザインからそれほど変わってはいないが、いろいろ考えると問題が発覚し、ひとひねりデザインを考え直す。99%デザインは完成し、あとは細部の収まりを残すのみとなった。

3年前にデザインしたLotus-Chair(上)という椅子は蓮の葉の形態から発想された。それに、E.A.ヨハンソンのダイニング・チェア(ブログ2011/03/04参照)からインスピレーションを得た「合板によるウィンザー・チェア」がそのコンセプトであった。

今回は、さらに歴史色を強めた(つまり素直な)デザインとした。歴史色といっても相当家具(椅子)のことを知らないと、理解できないものである。かといって、デザインは単純きわまりない。3年前から気づいたときには椅子のスケッチをするようにしていたが、結局はこの3ヶ月でアイディアをまとめることになった。切羽詰まらないとやはり考えはまとまってこない。デザインには締め切りが重要なのである。

先日見学した代田の町屋という住宅で大橋晃朗先生の「台のようなイス」を改めてみなければ、考えはまとまらなかったかもしれない。
by kurarc | 2013-11-05 23:19 | design