レオン

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FM東京の日曜シネマテークという番組で、映画『レオン』について紹介していたこともあり、この映画が無性に見返したくなり、再度観る。これで多分3回目になると思う。最初に観たのはこの映画が公開されたおよそ20年前くらいだと思う。

ストーリーは単純きわまりないのだが、レオン(ジャン・レノ)とマチルダ(ナタリー・ポートマン)とのやりとりが絶妙であり、最後まで楽しめる映画である。レオンはミルクを飲みながら噴き出すシーンが2度あるが、そうした笑わせるようなシーンも用意しながら、レオンとマチルダという30歳以上?歳の差のある男女の純愛(公開時のキャッチコピーは「凶暴な純愛」だという)をテーマにした映画といってよいだろう。

今回着目したのは、それぞれのシーンの背景を飾る音楽である。DVDにはそれぞれのシーンにどのような音楽が流れるのかがまとまっていて、非常に役に立つ。シーンごとに音楽のタイプも異なり、シーンと音楽との絡み方のうまさが目立つ。こうした音楽の構成はエリック・セラによるものだと思うが、この映画は映像と音楽よる表現を意識したもの(映像のサポートとして音楽を挿入することではなく)であることは確かだろう。

この映画を観ていて、『タクシードライバー』という映画を思い出した。『タクシードライバー』より後味は清々しいが、どちらが好きかと言われると迷ってしまいそうだ。

この映画で機転となるのは、ビョークの「VENAS AS A BOY」という曲。マチルダが新しい生活を始めるときにかかる曲である。

この映画の中でレオンが着るコートと頭に被っている毛の帽子がよい。
by kurarc | 2013-11-11 20:58 | cinema