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同時代人

このところこのブログで「同時代人」という言葉を繰り返し使っていたことに気がついた。英語では「contemporary」、ポルトガル語では「contemporaneo,a」(raのaの上に正確にはアセント・スィルクンフレスクという記号がつく)。

歴史の好きな人は、過去の中に現代を感じとる楽しみがあるのではないか。そのことはある意味で過去を過去のまま理解することを妨げるので、危険ではあるが、過去の建築家の評伝などを読んでいると500年前の人間でも、やっていることは今と変わらないと思えることがある。私はそういうことを探すことが好きである。

「同時代人」という言葉を好むのも、歴史や過去から現代を感じとり、現代を理解する手助けとしたい、そういうヒントとなる人物にいつも興味がある。また、「現代」という言葉の使い分けとして「同時代」という言葉を使い、時間軸を含ませた概念、言葉として使っているのだと思う。「共時代」という言い方もできるのかもしれない。

逆に言うと、興味をもつ人物はいつも「同時代人」であることが多い。つまり、この言葉を使わなくても、私が取り上げる人物は常に「同時代人」と言っていい。
by kurarc | 2013-12-02 22:40