人気ブログランキング |

テッサロニキ 映画の効用

「居ながらシネマ」というHPがあることは以前このブログで紹介した。映画の撮影場所などを詳しく調べ、掲載してくれている。映画をみることは、映画そのものを楽しむだけでなく、映画の撮影場所などを知り、いわば擬似的な旅を経験できる楽しみもある。

私の好きな映画の一つ、ギリシアのアンゲロプロス監督の『霧の中の風景』という映画の中で、ギリシアのテッサロニキの港が使われていたことを上記のサイトで知った。ギリシアはアテネやクレタ島、エーゲ海沖の離島(ミコノス島)、デルフィの神殿などを訪ねたが、その他の大きな都市は訪ねていない。このサイトによって、テッサロニキについて知り、興味をもつことができた。

テッサロニキはギリシア第2の巨大都市であり、ビザンチン文化やユダヤ人(セファルディム)が数多く居住する複雑な混合文化の都市であること、また20世紀初期に大火災に遭遇し、その後、トーマス・モーソンを含む建築家グループやフランスの建築家エルネスト・エブラールにより(ウィキペディアより)ヨーロッパを模範とした近代的な都市計画により再建されたことなどを知る。

映画をみることは、こうした副産物を数多くもたらしてくれる。仮想の旅をすることにより、内面の世界を広げてくれるのである。映画の効用はこれだけではなく、数えきれないくらい豊富にある。

映画が真におもしろくなったのは、海外旅行を経験してからのことである。映画(仮想の旅)と旅(現実の旅)は一対をなす出来事なのである。
by kurarc | 2013-12-11 21:09 | cinema