トランペット奏者 ティモフェイ・ドクシツェル

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トランペットの先生から5枚のCDをお借りする。その中に、ウクライナ出身のトランペット奏者ティモフェイ・アレクサーンドロヴィチ・ドクシツェルのCD「TRUMPET RHAPSODY」が含まれていた。ドクシツェルのトランペットは初めて聴いた。

まず1曲目を聴き、その音色に驚嘆した。いままで聴いたことのないトランペットの音であり、美しいという表現では語りきれない、超越した音色、豊穣な音色なのである。

その曲は、RHEINHOLD GLIERE(レインゴリト・グリエール)の”Concert for Coloratura Soprano and Orchestra Op.82”。同じウクライナ出身の作曲家である。最近はポーランドといい、ウクライナといい、スラヴ民族圏の音楽にめっきり弱い。身体のモードが変化してきたのかもしれない。

ウクライナといえばチェルノブイリ原子力発電所事故が想起される。日本と同じ悲劇を味わった国として、ウクライナについて知識を深める必要性を感じる。このようなトランペット奏者を生み出す音楽的土壌についても探求したい。来年は旧東欧諸国、スラブ文化圏諸国が地域研究の対象に浮上してきそうである。
by kurarc | 2013-12-27 22:55 | trumpet