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東京物語2013 

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2013年は、小津安二郎の生誕110周年、没後50年であった。今年最後はこの小津の『東京物語』を久しぶりに楽しんだ。

何度もみるといろいろと気になるところが出てくるが、未亡人役の原節子が義理の父、笠智衆に「夫のことを忘れることがある」と告白する場面は、すでに好きな人がいる、というニュアンスであると受け取れるとか、やはり、原節子の映像は他の女優ときわめて異なり、突出しているのは小津監督が彼女に特別な感情をいだいていたのでは、と感じられるとか・・・いろいろなことが脳裏を横切った。

以前は意識しなかったのだが、斎藤高順による映画音楽も小津映画には不可欠なファクターとなっていることに気がついた。斎藤は、数々の小津映画の映画音楽を担当した後、航空自衛隊航空中央音楽隊で活躍することになり、吹奏楽を好きなものにとっては特に名の知れた音楽家として知られることになる。

来年はどのような映画に出会えるのか楽しみだが、仕事においても数多くの出会いがあることを期待して、今年最後のブログを締めくくることにしたい。

皆様、よい年をお迎えください!!
by kurarc | 2013-12-31 09:46 | cinema