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Tasquinha d 'Adelaide(タスキーニャ・ドゥ・アデライーデ)

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Tasquinha d 'Adelaide(タスキーニャ・デゥ・アデライーデ)はリスボンに住んでいたときに3度ほど訪ねたレストランの名前。私が住んでいたカンポ・デ・オリークという地区に隣接してあったレストラン。家から歩いて5、6分であったろうか。

「Tasquinha d 'Adelaide」は日本語に訳すと、「アデライーデの大衆食堂(大衆酒場)」といった意味である。これは謙遜で、普通のレストランである。ポルトガルではレストランであっても「カフェ・・・」といった謙遜した名称をつけることがある。

なつかしくなってPCで検索してみると、フェイスブックのページを持っていたので、「いいね」をクリックした。このレストランに行ったのはすでに15年も前になるが、場所も変わらずに営業していて安心した。

海外で料理を食べるとこんな調理の仕方があるのか、と驚くことはしばしばあるが、彼女のポルトガル料理はまさにそうした料理であった。どのような料理かうまく表現できないが、栗と豚肉をオーブンで焼き上げた料理には感心したことを良く覚えている。

このレストランが変わっていたのは、厨房が客席にオープンであり、アデライーデさん(上写真)が背中を向けて調理しているのをみることができること。(下写真)つまり、住宅の台所の中で調理しているような雰囲気なのである。さらに、その厨房は2畳間ほどのスペース。小さな厨房の中から、思いもかけない料理が生み出される。アデライーデさんは容姿から、多分アフリカ系ポルトガル人と思われる。そうした異なる血、感性から生み出される料理は、味わい深く、心温まる料理であった。

15年以上続いているということは、リスボンですでに有名レストランの仲間に入っていることだろう。リスボンへ行ったら、真っ先に行ってみたいレストランである。

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by kurarc | 2014-01-16 19:57 | gastronomy