fragment/2014/04/10 ボルヘス『七つの夜』から

ボルヘスの著作『七つの夜』(みすず書房、野谷文昭訳)から

第七夜『盲目について』より

・・・作家あるいは人は誰でも、自分の身に起きることはすべて道具であると思わなければなりません。あらゆるものはすべて目的があって与えられているのです。この意識は芸術家の場合はより強くなければならない。彼に起きるこの一切は、屈辱や恥ずかしさ、不運を含め、すべて粘土や自分の芸術の材料として与えられたのです。それを利用しなければなりません。・・・

ゲーテの詩
Alles Nahe werde fern. 「近きものはすべて遠ざかる」

*メモ:ボルヘスの師と言えるポール・グルーザック、ラファエル・カンシノス=アセンスに注意。
by kurarc | 2014-04-10 21:59 | fragment