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トランペット 運指の覚え方

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トランペットを習い始めたとき、まず迷うのは運指であろう。低音での「レ」は1-3番のピストンを押して出すのに、高音の「レ」になると1番のピストンだけでよい。こうした運指のズレは慣れるまで戸惑ってしまう。このズレを論理的に理解するにはどうすればよいか。

その方法はいくつかインターネットを検索すると出てくるが、倍音とピストンの構造から整理して覚えるのが最もよいという結論に達した。

トランペットは何も押さえないで吹くと、低音から「ド」、「ソ」、「ド」、「ミ」、「ソ」・・・と倍音を出すことができる。この状態で、ピストンを単独で押すことによって半音、1音、1音半、音を下げる(管の長さが長くなる)ことができる。

第1のピストンは1音、第2のピストンは半音、第3のピストンは1音半下がる構造になっている。また、これらの組み合わせにより、1と2のピストンを押すと1音半、1と3のピストンを押すと2音半、2と3のピストンを押すと2音、1、2、3のピストンを押すと3音下がるという構造になる。3のピストンを単独で押すということは避けるので(薬指のみで押さえることは不安定なため)、通常はその代用を1と2で行う。

「ソ」の音を何もピストンを押さずに出していると想像してもらいたい。この音を半音下げるためには、2のピストンを押す。1音下げるためには1のピストンを押す、というように、音を下降するイメージでとらえ、運指をイメージする。

「ド」のシャープという音だとしたら、「レ」のフラットとして意識する。そして、「レ」の音を半音下げる(「レ」は1-3だから、これを半音下げるためには2のピストンを加える(押す)と意識する。上の「レ」は1のピストンだから、これを半音下げるためには、1に2のピストンを加える(押すと意識する。)、と意識すると覚えやすい。
by kurarc | 2014-05-04 21:54 | trumpet