マウスピース BACH 9C

BACHの5Cというトランペット用マウスピースに落ち着いていたが、先日、5Cよりも小さいタイプのマウスピースを試してみたことがなかったので、7Cから10 1/2Cまでのものを試してみることに。(BACHのマウスピースは、およそ数字が大きくなるにつれて、カップが小さくなる。)

その中で、これはというものに巡り合う。BACH 9Cである。唇の感触がよく、息が入りやすい。小さくなっても、低音もよく鳴る。早速購入する。

クラシック音楽を目標とするものは、まず使わない大きさのマウスピースである。クラシックでは、音量が必要になることもあり、通常大きめのものを使用し、ポピュラー音楽やジャズなど、スタジオで活躍するようなトランぺッターは小さめのものを使用するというのが一般的だという。

たまたま入った楽器店が9Cを在庫していたので、このマウスピースと巡り合ったことになるが、例えば、HPで調べた限り、銀座のヤマハなどには在庫していない。マウスピースにこだわるのはかなり上達してからと言われるが、やはり、いろいろ試してみると新たな発見がある。

最近は3Dマウスピースという、円形の孔ではないものまで販売されてきている。3Dマウスピースは尺八の吹き口を想像させるような形状であるという。唇の形を考えると、円形の孔に無理矢理押し付けて音を出すことは不自然に思われる。現在のマウスピースは、製作上(旋盤など工作機械の回転運動)決定されたものであることは確かだろう。

3Dプリンターが普及している昨今を考えると、自由な形状にマウスピースを考案するトランぺッターが現れても不思議ではないし、(すでに、いくつかの事例はある。)トランペットのデザイン自体に変化が現れても不思議ではない時代になりつつある。
by kurarc | 2014-06-18 19:58 | trumpet