名曲喫茶 荻窪ミニヨン

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荻窪駅南口から歩いて3分程の場所に、名曲喫茶ミニヨンがある。杉並区立中央図書館へ行く途中の横断歩道を渡る角のビルの2階にあり、いつも気になっていた。

今日は図書館の帰りに初めて立ち寄ってみた。名曲喫茶のような昔ながらの昭和の雰囲気を感じさせる喫茶店が最近めっきり減ってきた。私はジャズ喫茶にくらべ、名曲喫茶に頻繁に通ったことはないが、渋谷のライオンは、その建築をみることも兼ねてたまに出かける。

ミニヨンは30席程度の落ち着いた佇まいの喫茶店であった。わたしと創業は同じ歳。コーヒーの料金は450円。スターバックスなどのコーヒーショップが全盛期であるせいか、こうした喫茶店に脚を運ぶ人は少ないようで、今日も4、5人のお客さんのみ。

レコードの数は5000枚を超えるというから驚く。クラシックの音楽はCDになっていないものも数多いから、こうした喫茶店は音楽好きになくてはならないスペースと言えるだろう。
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私も時間が許す限り、スターバックスのようなコーヒー店はひかえて、通いたい。店をでるときにかかっていたのは、ワイセンベルクのショパン夜想曲集。初めての聴く曲が多く、新鮮であった。

*ミニヨン MIGYON(ミニョンと発音)とは、フランス語で「かわいい、かわいい子(男性形)」の意味だそう。

by kurarc | 2014-08-30 23:01 | music