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現在注目している料理文化、料理本

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書店へ行くと、大抵料理本のコーナーをのぞく。先日、丸の内の丸善に立ち寄ったときに気になった料理本は、アラン・デュカスのフランス料理本『Nature』(上、世界文化社)である。

今までイメージしていたバターとクリームを多量に使うフランス料理ではないことにまずは驚かされたことと、本のつくりに愛情がこもっていたことにひかれた。かなり厚い本だが、税込みでおよそ3000円程度。その場では購入しなかったが、こうしたフランス料理であればつくりたいと思い、今は購入することを検討している。

もう一つは、『トルコ料理』(下、柴田書店)である。これはすでに古書で注文した。この世界の料理シリーズはイタリア、フランス、スペインのものをすでに購入しており、このトルコ料理のシリーズを購入するとすべてそろうことになる。以前もこのブログで紹介したが、このシリーズは各国の料理文化の解説に多くのページを割いている。料理を文化としてとらえた良書である。ポルトガルに滞在したときにも、この3冊は持参し、重宝した。
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今なぜ『トルコ料理』を買ったのか。それは、トルコ料理に使われる食材が私の現在興味ある食材と重なってきたからである。それはヨーグルトと豆。トルコ料理は世界の3大料理の一つと言われながら、日本にはそれほど定着していない。これは非常に残念なことだ。東西文化の接点に位置するトルコは、その料理文化も中央アジアからギリシア、シリアなど多くの国々の影響を受け、イタリア料理に多大な影響を与えた。トルコ料理は、奥が深く、さらにヘルシーであるから、これから日本料理をさらに深化させていくとき、参考にすべき料理文化と言えるだろう。

フランスとトルコ、この2つの料理文化を新しい眼差しでとらえなおすことを、暇を見つけては楽しんでいきたいと思っている。
by kurarc | 2014-09-05 22:14 | gastronomy