トルコのブルサとトマト

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送られてきたトルコ料理の本を眺めていると、トルコのブルサという都市近郊で収穫されるトマトの写真があらわれた。日本のカゴメ株式会社とも提携されているタット社のトマトである。

ブルサは、初めて海外旅行をした時に訪れた都市の一つ。トルコでは、あまり数多くの都市をめぐることはできなかったが、ブルサは特に印象的な都市(まち)であった。

その一つはグリーンモスク(上写真、travel.jpより借用)という、エメラルド色のタイルを特徴とするモスクを見学したこと。このモスクは確か建築家ル・コルビュジェの『東方の旅』において取り上げられた。ソリッドな形態のモスクで、イスタンブールでみられるようなドームが内部に露出していることもなく(と記憶しているが定かではない)、かっちりとした空間をもつ、トルコでも希少なモスクである。

もう一つは、温泉である。ブルサは温泉地として有名であり、私も旅の疲れを癒すために、温泉にでかけた。トルコの浴室は洞窟のような空間であり、その中に大理石の浴槽が広がっていた。その巨大な浴室の中に、入浴していたのはなぜか私1人であった。日本の浴槽に近い深さがあり、入浴しながら日本を思い出していた。

こうした浴槽につかるのは久しぶりだったせいか、長湯して逆に疲れがでてしまったことと、トルコあたりまでくると、日本に近い、という感覚がこみ上げてきたことが深く印象に残っている。
by kurarc | 2014-09-09 20:47 | saudade-memoria