白米、小麦再考

このところ料理や食品に関することを書くことが多くなった。

先日、『白米中毒』、『小麦は食べるな!』といった本を図書館から借りてきた。この2つの本に関わっているのは白澤卓二さんである。近年、メディアにもよく登場していたように思う。この方がこのような本を著していたり、監修、翻訳していたことは全く知らなかったが、わたしが日々感じていたことを主題にしている。

『炭水化物が人類を滅ぼす』も興味深い本であったが、やはり同じような潮流の本といってよいのだろう。遺伝子組み換えをしていない、などという表示をよくみかけるが、問題はそれ以前にごろごろと転がっている。たとえば、品種改良。白米は自然食品と思っている人は多いと思うが、この白米や小麦ほど自然から遠い食品もない、というのが正しい見解なのだ。無添加や天然酵母などと言っている場合ではないのである。問題はもっと深いところにある。

こうした日常の中に潜む狂気のような食品(すなわち穀物)をわたしたちは狂気と思っていない。むしろ、狂気と思った人が狂人とみなされるだろう。食べることの幸福とは何かと、つくづく考えてしまう。おとな達は子ども達に安心できる食べ物を食べさせようとしているのか、していないのか、根本的に考え直さなければならない時期にきていることは確かだろう。

*わたしは米、パンは基本的に好きである。しかし、安易に食べることだけはしないようにすることにした。そして、米、小麦が使われる食品(お菓子、スイーツ類、麺類etc.)についても同様である。米は雑穀やスペルト小麦を混ぜて食べたり、パンはできれば小麦粉を厳選して自分でつくることが好ましいと思っている。
by kurarc | 2014-10-30 00:01 | gastronomy