よもぎの季節

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以前、このブログで沖縄のフーチバジューシー(よもぎの炊き込みご飯)について書いた。(2010/09/06)春が近づいてくると思い出すのが、このよもぎの風味、香りである。

吉祥寺のスーパーでよもぎが手に入ったため、早速、あり合わせの材料で自己流のフーチバジューシーをつくる。よもぎは静岡産ということだったが、あの沖縄の風味、香りがでない。沖縄のよもぎは本土のよもぎとかなり違うようだ。(にしよもぎ(上写真)というものらしい)

鎌倉に住んでいるときにも、たまに道端のよもぎを摘んで食べていたが、今回の静岡産よりももう少し沖縄のよもぎの香りに近かった記憶がある。

よもぎは日本のハーブと言えるもので、道端、川端にたくさん自生している。こうした身近な野草でありながら、普通の家庭では頻繁に食される野菜の中に入っていないのは惜しいことである。よもぎを練り込んだカステラや麺、餅、和菓子など、もう少しメディアの中で取り上げられてもよい気がする。

来月からは、いよいよ自己流の農業がはじまる。沖縄のよもぎの種があれば、畑のなかに沖縄のよもぎのコーナーをつくりたいものである。

by kurarc | 2015-03-10 21:22 | gastronomy