佐伯祐三アトリエ記念館へ

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目白へ出かけたついでに、新宿区立佐伯祐三アトリエ記念館へ立ち寄る。彼の自邸にあったアトリエが復原され、敷地内は小さな公園として整備されている。

佐伯の絵画はもちろん知っていたが、彼が30歳の若さでパリで他界したことや、その後、佐伯を追うように6歳の娘さんも亡くなったことを初めて知った。佐伯はまさに、夭折の天才画家といってよい。

佐伯のアトリエのある周辺は、目白文化村といって、当時文化人たちがこぞって暮らした場所であった。その記憶は今でも数多く残されていて、新宿区はその管理にかなり力を入れている。以前、このブログで紹介した林芙美子記念館もその内の一つである。佐伯祐三アトリエ記念館は、彼のアトリエと住宅の模型(上写真)が展示されていて、彼の日本での生活を知る手がかりを与えてくれる貴重な空間であった。

わたしは美大出身でありながらも、絵画を美術館で鑑賞するのは苦手である。あの緊張感を強いられるのが嫌いなのである。ヨーロッパの美術館はもっとリラックスして見学できるところが多いが、日本は警備体制が厳しく、人も多いため、鑑賞するという雰囲気に乏しい。それが美術館から遠ざかる最も大きな理由である。

しかし、最近、特にセザンヌやマティスなどの近代絵画について改めて学習したり、鑑賞したくなってきたこともあり、機会を見つけては足を運びたいと思っている。佐伯の絵画も実物を鑑賞したいと思っている。(下写真、復原されたアトリエと今日のソメイヨシノ)
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by kurarc | 2015-04-01 18:18 | art