Com licença(コン リセンサ)を言えない人々

Com licença(コン リセンサ)とはポルトガル語で「すみません」、「失礼します」の意。たとえば、電車や市電で降車しようとする時、出口付近に立っている人に「Com licença(コン リセンサ)」と言いながら電車を降りる。車内が混んでいるときにはよく使う言葉であり、ポルトガル語の中で、初めに覚えるべき生きた言葉の一つ。それは、現地で生活するとなおさら、この言葉の重要性がよくわかる。

東京はおおむね好きな都市ではあるが、やはり、満員電車だけはいただけない。特に、満員時、降車しようとする人々の大半は無言で人を押しのけて、ホームに出ようとする人が多い。ある人は、「どいてくれ」と言わんばかりににらみつけるような人もいる。「すみません」や「降ります」のひと言が言えないのである。それは、老若男女問わずである。

東京に住んでいて今一番嫌なのは、この「すみません」のひと言が言えない人たちと出会うことである。
by kurarc | 2015-04-18 00:08 | Portugal