『パリ移民映画 都市空間を読む-1970年代から現在』

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『パリ移民映画 都市空間を読む-1970年代から現在』という著書を著者、清岡智比古氏から送付いただいた。わたしは日本映画学会という組織に属しているが(属しているだけで、何も活動はしていない)、その会員の希望者に送付します、という清岡氏の計らいでいただいた著書である。

この著書をまだ読んではいないが、移民と映画を手がかりとしたパリの読解と理解している。移民を手がかりとするということだけでもわかるように、パリは東京のような限りなく単一民族に近い閉鎖的な都市とは全く異なる。最近、パリで起きたテロによって、フランス人に対する見方が変わった日本人も数多いと思うが、その前にパリという都市について、そのパリという都市をつくったフランス人について理解することを怠ってはいけないのである。

清岡氏は、フランス語テキストのベストセラーである『フラ語入門 わかりやすいにもホドがある!』他のシリーズの著者でもある。同時にこちらの書籍も紹介しておきたい。とにかく、この著書をじっくりと読み、パリの理解を深めたい。まずは紹介まで。
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by kurarc | 2015-04-24 20:36 | books