第10回 ブラジル映画祭 2015へ

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ユーロスペースでの最終日、ブラジル映画祭に立ち寄る。今日のプログラムの中に、アレイジャジーニョ(ブラジルバロックの彫刻家、建築家、本名アントニオ・フランシスコ・リジュボア)の短編映画が含まれていたからである。

その他、「粋な男」とトニーニョ・オルタ(ギタリスト)の短編映画の3本だてであった。会場に入ると「粋な男」の主人公のサンビスト、セルジーニョ・ベーアガーの生演奏が行われているではないか。映画祭に来たつもりであったが、サンバの楽しめる映画祭という粋な計らいであった。

アレイジャジーニョについて、日本で興味をもっている研究者は皆無であろう。もしかしたら、ブラジル文化の研究者の中に、この天才について研究している方がいるかもしれない。この短編映画で教えられたことは、彼の仕事がバロックだけでなく、ロココの文脈で読み解かれなければならないということ。やはり、観に行ってよかったと思う。

いつもは静かなユーロスペースのエントランスホールがブラジル人たちの来場が多かったこともあり、全く別の空間に変わっていた。彼らの明るさはどこから来るのであろうか。どこかの首相もアメリカで演説などしないで、ブラジルともっと友好を深めるべきである。
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by kurarc | 2015-04-30 23:58 | Brazil