競馬へのあこがれ シエナのパーリオ

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以前、イタリアのシエナへの初めての旅についてこのブログに書いたとき、シエナのカンポ広場で毎年2回行われるパーリオ祭についてふれた。

簡単に言えば、シエナの街の競馬競技である。シエナの各地区の代表が、街の中心カンポ広場を3周回って決着をつける。馬は手綱だけの裸馬であり、この競技を観るためだけに世界各国から人々がシエナに集まるほど人気の高い祭りである。

ポルトガル滞在中、夏にイタリアを旅したとき、フィレンツエから日帰りでこの祭りを見学することができた。わたしにとって最初の競馬の観戦でもあった。わずか1分半という時間の祭りであるが、その決着がついたあとのカンポ広場の騒然とした様相は今でも記憶に残っている。どうも、それぞれの地区ごとに場外で喧嘩がはじまったかのようだった。「あいつが優勝したのは納得ができない」といったことからであろうか?その喧嘩を横目に、フィレンツエへの帰路についた。

この祭りは本来は様々な前夜祭が続き、最後に競技が行われるようなので、日帰りで行くような祭りではない。以前のブログにも書いたが、初めてシエナを訪れたときにお会いした日本人の方は、1ヶ月前からこのシエナに滞在しているといっていた。そうした楽しみ方が、本来の楽しみ方と言えるものであるが、そのようなことをできる人はまずいないだろう。

その経験もあり、競馬競技については今でも興味があるが、まだ日本で経験したことはない。馬の走る姿は見ているだけでも勇壮で心地よいので、近々、府中にある東京競馬場に足を運びたいと思っている。
by kurarc | 2015-05-20 18:31 | saudade-memoria