トランペットの高音の出し方 大でなく小の感じで

現在、トランペットを二ヶ月に一度のペースで習っている。今日はそのレッスンの日であった。

やっとハイC(トランペットで高い「ド」の音)がなんとか出せるようになったが、どうしても力まないと高音がでない。先生に伺うと、プロの方々はハイCくらいであれば力まずに出るのだという。

その感覚はどのようなものか、少し汚い話だが、と教えていただいた。つまり、トイレに入ったときの「大」ではなく、「小」の感じだというのである。これは、なかなかわかりやすい比喩であった。アメリカ人のトランペット奏者、アダム・ラッパの教える比喩であるという。

「それでは、今度は常に「小」をするときに、トランペットを吹く感覚を学ぶことにします」と言って笑ったが、そうした感覚をつかむことは、楽器の演奏では重要なことである。とにかく、身体をリラックスさせ(身体をしなやかに、柔らかな状態で)、演奏することが肝心であるということ。

それは、すべてのことに通ずると思う。なにをするにも、常に身体が力まない状態でいられることが一番なのだが、なかなかそうはいかない。仕事においても常に力まずにできればよいのだが・・・

by kurarc | 2015-08-29 22:59 | trumpet