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『ニュー・シネマ・パラダイス』の曲をトランペットで

映画『ニュー・シネマ・パラダイス』は、よい映画というより、好きな映画の一つ。人によって評価のわかれる映画だろう。音楽と映像があまりにも密にからみあっているために、一時、そのことがうっとうしく思うこともあったが、最近再度みなおして、そのからみ方が「うまい」としか言いようがなく、わたしにとっては素直に好きな映画の一つとなった。

この映画は「映画内映画」の典型だが、主人公のアルフレードも映画監督になるということもあり、映画文化に対するオマージュといってよい仕上がりになっている。最近みたときに気づいたのは、アルフレードがエレナの手紙を何十年かぶりに探し当てるシーンで、その手紙が書かれた紙は、ミケランジェロ・アントニオーニの『さすらい』という映画の納品書?の裏に書かれていたということ。ここにアントニオーニをもってくるところなど、トルナトーレ監督のアントニオーニへの敬意が感じられる。

「映画内映画」は多くの映画に見受けられる。『ミツバチのささやき』、『エル・スール』や、映画監督が主人公としての映画では『シテール島への船出』、『愛のめぐりあい』・・・など、好きな映画ばかりである。

『ニュー・シネマ・パラダイス』内に挿入された音楽は、どれも映画のシーンを呼び寄せ、音楽を聴くと、そのシーンが思い浮かぶという相互作用を促す。今回は、その中でも名曲3曲選んで、トランペットのウォーミングアップの曲として吹いている。(トランペットのウォーミングアップとは、最初に軽く吹いて唇をならすこと)

その3曲とは、『ニュー・シネマ・パラダイス』、『Maturita 成長』、『愛のテーマ』である。モリコーネはトランペットを吹いていたということもあると思うが、この3曲はトランペットによく合う。欲を言えば、フリューゲルホルンの音の方がもっとよいかもしれない。近いうちに、フリューゲルホルンを手に入れたいが、こういう時に限って、パソコンが故障してしまうのだ。
by kurarc | 2015-09-08 20:37 | trumpet