フランスへの郷愁

ドゥミの映画を見続けていると、フランスに対する郷愁のようなものが甦ってきた。

わたしが初めてフランスを訪れたのは、正確には、1984年7月10日(〜18日までパリに滞在)、ロンドンから列車でパリに入った。この年、パリは、その後9月8日〜9日、11月20日に訪れている。季節の異なるパリを見学できたことがパリを印象深いものにしたことは確かである。

ヨーロッパの中心に位置するパリは、ヨーロッパ中を旅行していると、必ずまた帰らざるをえない位置にあるため、1984年のようにたびたび訪れることになった。その後、1995年の夏とポルトガルに滞在中の1999年に訪れている。

1984年の時には、パリだけでなく、フランスの東南の街、ブザンソンからアーヴィ二ヨン、ニーム、エクサンプロヴァンス、マルセイユ、ニースなど主にプロヴァンス地方を巡った。

幸運にもフランスでの最初の印象はよいものであったし、3度訪れたときに、なにか問題になるようなこともなかった。考えてみれば不思議なことである。フランス語もできなかった自分がなにも問題がなく過ごせたということが。

はじめの旅では、フランス料理らしきものを食べた記憶はない。長期間旅行をする必要があったため、食費と交通費をうかすしかなく、パンやソーセージをつまみながら旅を続けたにすぎない。それでも、全く貧しい思いをした記憶もない。

フランス語は難しいという偏見があり、(もちろん難しい)わたしは発音しやすいポルトガル語やスペイン語の方に興味をそそいだが、ポーランド語をやって、フランス語の発音は、幸い難しいと思えなくなってきたので、ここぞとばかり、フランス語をはじめることにした。当面、ポーランド語、フランス語の同時学習を行う。

映画の母国であることもあり、フランス語の知識は不可欠だと思うし、ロマンス諸語としてフランス語と同類のポルトガル語を一通りやっているので、フランス語が以前ほどオックウに思えなくなったことが大きい。それに、フランス語は辞書、学習書については選ぶのに苦労するほど良書がそろっている。

この秋は、語学の秋になりそうである。

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by kurarc | 2015-10-08 22:37 | France