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ミシェル・ルグランとの出会いージョー・パスから

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今日、現在属している吹奏楽団で、映画『ロシュフォールの恋人たち』のテーマ曲である”キャラバンの到着”のさわりを演奏した。わたしはまだ譜読みができていないので、聴いていただけであったが、ルグランの曲に初めてふれた時のことを思い出した。

それは、ジャズギターを習った1981年のときであった。ジョー・パスのアルバム『インターコンチネンタル』の中の”WATCH WHAT HAPPENS"(ボサノヴァ)のコピーをやったのである。今でもこのときの楽譜は持っていて、久しぶりにながめてみた。

この曲は、あの映画『シェルブールの雨傘』の中の曲である。今みると、よくこれだけの楽譜のコピーをしたものだ、と驚く。楽譜には1981年4月8日と日付が書かれていた。今から34年前のことになる。

この時に、この曲がルグランの曲である、ということを特に意識していた訳ではなかったし、映画にさほど興味がなかったから、シェルブール・・・もみていなかった。しかし、34年が過ぎて、わたしの中にもはや忘れることができないくらいルグランの曲が入り込んできた。彼の携わる映画も住みついてしまった。

音楽との出会いというのも不思議なものである。出会いを大切に、とよく言うが、本当にその通りなのだと今になってよくわかる。こういうことは若いときにはよくわからないのだ。このブログでいつも書いているように、出会いの中に自分の未来の片鱗が予言されている、ということなのだと思う。

*3年ほど前に、映画『シェルブールの雨傘』をみなおした。それが、ルグランとの久しぶりの再会であった。そのことが、現在の吹奏楽にもつながっていると思うと、本当に不思議なことである。
by kurarc | 2015-10-10 23:13 | music