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ハリー・ポッター

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吹奏楽の練習曲の中に映画『ハリー・ポッター 賢者の石』の曲が含まれている。この映画を見ていなかったこともあり、また、曲のイメージをつかむこともあり、映画をみた。こうしたきっかけがないとファンタジーものの映画をみることはないが、そういえば大好きな映画『ビッグ・フィッシュ』もファンタジーであるし、前回紹介したジャック.ドゥミの映画のいくつかもファンタジーとしてとらえることもできるから、以外にも数多くのファンタジー映画をみているということになるのかもしれない。

映像、シナリオもさることながら、ジョン・ウィリアムスの音楽がすばらしい。彼は、スターウォーズなどの映画音楽を手掛けてきた巨匠である。ヘップバーンの『おしゃれ泥棒』も彼の音楽であることを知る。単に音符をみて、演奏しているだけではわかりえなかったことがつかめたような気がするし、なぜ、この曲がファンタジー映画の曲でありながら、重い曲調ではじまるのか、映画をみてよく理解できた。

映画は魔法魔術学校の世界での戦いを描いていたが、日常と魔法魔術の世界という異次元と、西洋世界に浸透する地上、地下という垂直的な空間構造の舞台をつくり、二重の異世界が演出されていた。ファンタジーには、空間と時間の飛躍がかかせないから、空間・時間のファンタジーといってもよいのかもしれない。子供は、空間と時間とのはっきりした区別はないから、ファンタジーの中に生きているとも言える訳で、その世界を物語にすることの力技にひきつけられる。この映画のシリーズはすべてみるしかなさそうである。

*しかし、この映画の舞台が日常の世界における「学校」であり、建築もゴシック建築?が選定されているあたりは、あまりにも安易だったのではないか?いわゆる、常套句といってもよい設定である。つまり、ファンタジーになりきっていないのでは?という疑問をいだかせるのである。
by kurarc | 2016-03-20 10:19 | music