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広大なラテン世界の逍遥へ

フランス語を相変わらず学習している。フランス人のS先生は、チャーミングな女性であり、日本語もうまく、非常に丁寧に教えてくれるので助かっている。かなりスローペースで進んでいるが、わたしにはちょうど良い。発音は難しいが、少しずつではあるが慣れてきている。

フランス語を学び始めて、わたしの中にフランス語圏の文化が蓄積されていることに改めて気づかされる。映画、映像、音楽、芸術など若い頃から親しんできたものは大半がフランスのものであった。高校生の頃、一時ムスタキなどのシャンソンを聞いたが、ギリシャ系ユダヤ人のムスタキはフランス語で歌っていた。

クレオールの文化理論もフランス語圏の文化人がリードしている。本国に限らず、中南米を含むラテン世界(イベロアメリカを含む)へのパースペクティブも広がっていく。カナダのフランス語文化圏も視野に入ってくる。あとは、イタリア語とスペイン語を学べば、ラテン世界の言語はすべて学んだことになる。スペイン語は独学が可能であるので、イタリア語をどうするかになる。

エドゥアール・グリッサンらのフランス語圏カリブ海域の文化人たちもフランス語を学ぶことにより、身近に感じられるようになった。建築で言えば、ル・コルビュジエの作品集の理解も深まる。まずは、サン=テクジュペリの『星の王子さま』をフランス語で読めるくらいの力をつけることが当面の目標か。一時、ラテン語も少し勉強したが、もう少しまじめにやらなければならないのかもしれない。広大なラテン世界を逍遥し続けることは楽しく、興味は尽きない。
by kurarc | 2016-03-23 21:27 | France