外国語を1日で学ぶ

フランス映画や映画のシナリオの理解、さらに、フランス文化に対する興味のため、フランス語を学び始めておよそ8ヶ月が過ぎた。当初予想していた進み具合まではいっていないが、フランス語の先生と月2回学習している。フランス語は、もしかしたら今まで学んだ外国語の中で最も学習しやすい外国語のように思えてきた。

それはなぜか。第1に、多くの学習書、辞書が豊富にそろっていること。そして、その学習書をつくっている著者がフランス文化に対して並々ならぬ愛着をもっていること。第2に、フランス映画、フランス音楽など、語学を学ぶためのサブテキストとなるような教材に事欠かないこと、そして、フランス語文法が非常に洗練されていて、明解であるからである。

8月には、「星の王子さま」をベースにしたフランス語入門書を一通り通読した。そして、この通読をいかに早くできるかが語学の習得には欠かせないように思う。わたしが通読した語学書は157ページであり、この分量であれば1日で読むことができる分量である。つまり、この学習書を1ヶ月かけてこつこつやるのではなく、1日で読み通すことを4〜5回やった方が語学の習得に効果があるように思える。(ポルトガル語、スペイン語、フランス語などロマンス諸語の言語の文法はほぼ共通しているので、一つだけでなく、複数を学ぶことで理解しやすくなる)

以前にもこのブログで書いたと思うが、語学の習得は、なるべく早く言語文法の全体像をおぼろげながらもつかむことが大切である。よって、日本にいて、1年かけて文法を学ぶようなことは避けた方がよい、というのがわたしの持論である。海外に1年いれば、1年間語学漬け状態を維持できるが、日本にいたのでは、それはほぼ望めない。ならば、1日ですべてを学ぶくらいの集中が必要である。全体をつかみ、その後、部分、ディテールを学習していくのである。

語学は1日で学ぶことができる分量の学習書からまずは始めるのがよいのではないか?

*白水社のニューエクスプレスシリーズ、または、言葉のしくみシリーズは、おおむね150ページ前後であるから、これを、1日で読んでしまう。わからなくてもかまわない。それを、少なくとも3回以上続ける。発音の学習は、1日では無理であろう。これは、根気よく続けるしかない。それでも、なるべく早く発音の体系をつかむことが大切である。



by kurarc | 2016-09-03 23:37 | France