ビクトル・ハラ

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このブログで少し前に紹介したCD『In maggiore』で、不覚にもわたしは初めてビクトル・ハラについて知った。今日、または明日は、ハラが1973年9月に起きたチリでのクーデターの際、軍部により虐殺された命日にあたる。

ちょうど、いつもの通り、アマゾンで購入した古本『平和に生きる権利』(ビクトル・ハラ著、濱田滋郎著・訳、横井久美子著)が届いた。先日のパオロ・フレスらのコンサートはその時期としても、タイムリーであったことになる訳である。

届いた本の中にはCDと彼の歌の歌詞(スペイン語)と濱田氏の訳、楽譜が含まれている。ハラのスペイン語は非常にわかりやすく、わたしでも読解できるほどである。ハラは、この歌とギターを武器として戦った詩人であり、歌手であった。

1972年12月5日、ハラが総指揮をとった国立競技場で、パブロ・ネルーダのノーベル賞授賞祝典が行われたのだと言う。そのおよそ9ヶ月後、ハラは同競技場で虐殺された。40歳であった。

*写真は、ビクトル・ハラの墓。(wikipediaより)

*フレスのCDの中に採録された曲は、ハラの『Te recuerdo Amanda』(アマンダの想い出)。フレスのCDは、もしかしたら、ハラに出会うためのものだったのかもしれない。



by kurarc | 2016-09-15 21:29 | music