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カイ・クリスチャンセンの椅子 4110

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コーア・クリントのお弟子さんの一人、カイ・クリスチャンセン(Kai Christiansen)さんが、日本の家具メーカー、宮崎椅子製作所でいくつか家具をつくっている。

わたしが注目したのは、「4110」(上写真)と名付けられた椅子である。まずは、価格がデンマークのデザイナーの椅子としては安価(60,000円程度)なこと、デザインにクセがないことなど、日本人に好かれるデザインである。

この椅子を改良し、復刻した宮崎椅子製作所のHPもよい。椅子がつくられる過程が映像で紹介されている。日本の有名なデザイナーも登場する。

椅子は頭で考えていてもよくわからない。かといって、工芸的に手を使い過ぎるのもよくない。映像をみるとわかるが、現在、家具はNC旋盤で木が削られていく。こうした機械化を前提にデザインすることが求められる。頭と手のバランスが重要である。宮崎家具製作所のような工場で一度、家具の製作過程をじっくりと見せてもらうことができると一番勉強になるのかもしれない。

新年は、工房、工場見学をできるだけ行って、製作現場のリアリティをつかめるようにしたい。

*画像は、宮崎椅子製作所HPより引用させていただきました。

by kurarc | 2016-12-28 18:10 | design