本の買い方

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今日は大学でお世話になったT先生の蔵書(上写真、購入した蔵書の一部)を買い付けに藤沢まで足を運んだ。行きは、中央高速から圏央道を乗り継いで、海老名で降り、藤沢方面へ向かう。訪れた古書店はすでに店をたたんで、自宅で営まれていた。

店主に色々とお話を伺いながらT先生の蔵書であった本を見せていただく。こうした経験が実に新鮮であった。我々は通常書店にある程度目当ての本を探しにいって購入する。または偶然手に取った興味深い本を購入する場合もあるだろう。しかし、書店員とじっくりと話し込んで本を購入することはまずない。

本にはそれぞれ物語がある。今日見せてもらった本には、T先生の書き込みのあるものがある。そうした痕跡から、すでに読んでいた本であっても、全く別の本といって良い発見が生まれることになる。さらに、今日はT先生がどのような蔵書を売られたのかは知らず、その場で初めて本を吟味することになった。それは、真に一期一会の本である。

今日購入した写真家ブラッサイや森山大道の本など、こういうことがなければ、一生購入することのなかったものであろう。対話をかわしながら本を購入することはこうした古書店だけでなく、新刊書籍の書店でも導入すべきであろう。押し付けがましくなってはいけないが、本への愛着が深まることは間違いない。

帰りは原宿(あらじゅく、神奈川)へ出てから、国道1号線、横浜新道、第三京浜を抜け、二子玉川経由で帰宅する。有意義な日曜日の過ごし方であった。



by kurarc | 2017-05-14 21:02 | books