ジャンヌ・モロー追悼

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ブログを再開。

この夏、ジャンヌ・モローが亡くなった。ジャンヌ・モローというと、何と言っても映画『死刑台のエレベーター』が頭に浮かぶが、私は、ニースを舞台とした『天使の入江』のジャンヌ・モローが一番気に入っている。晩年の映画『クロワッサンで朝食を』も良い。(ちなみに、クロワッサンはフランスではパンに分類されない)憎たらしい老人役がはまり役で、本当に憎らしい女性になりきっている。

ジャンヌ・モローは多分、好き嫌いのわかれる女優かもしれない。彼女は演技力がずば抜けている、と思う。それは、彼女の映画を見ていくとよくわかる。全く異なる性格の女性を演じ分けているのである。

それにしても、やはり一番のお薦めは、『天使の入江』である。映画監督ジャック・ドゥミ、音楽ミシェル・ルグラン、そしてジャンヌ・モローの破天荒な女性の生き様が見事に調和している。この映画を見たらきっとモロー嫌いのシネフィルもモローに脱帽するはずである。

名優が去ってしまうのは惜しいものである。日本で、ジャンヌ・モロー特集が組まれることを期待したい。
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by kurarc | 2017-08-26 17:10 | cinema

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