映画『LA LA LAND』再見

b0074416_17294999.jpg
映画『LA LA LAND』がDVDでレンタルされ始めたこともあり、再び観ることに。(映画館で2回観ているから、3回目となる)

冒頭の高速道路のシーンは、やはり、映画館で観たのと、21インチ程度のパソコンで観るのとでは、全く異なるシーンのよう。もちろん、映画館で観て感じたような力は21インチ程度では感じられない。

この映画の好きなところは、まず、冒頭で二人が出会うところまで。映画に引き摺り込ませるチャゼル監督の演出は見事である。そして、もう一つ、映画の中に挿入される夜のシーン(静寂なシーン)。ミュージカル映画は、あまり頑張りすぎると観ていて疲れてしまうが、チャゼル監督は、その点、うまく静寂なシーンを取り入れて、力を抜き、一服させてくれるのが良い。

著名なジャズミュージシャンからあまり評価を受けなかった映画音楽も、わたしは気に入っている。すでに、多くの楽譜が販売され始めたが、吹奏楽でやりたいものである。(日本人作曲家によるアレンジ譜は、聴いて見たが、あまりにも稚拙な編曲であった)

もう一度見て気になったのは、やはり、ラストのフラッシュバックのようなシーンの挿入の仕方。演出が少し幼稚すぎた。ラストシーンをもう一捻りできなかったのか悔やまれる。顔のアップで終わってしまってよかったのかどうか?

それにしても、この映画では、少し癖のある女性を見事に演じたエマ・ストーンが良い。身のこなし、ダンス、それに歌もうまい。彼女もスターにのし上がるまでに幼い頃から苦労しているようだから、この役に対する思い入れは相当強かったのかもしれない。エマ・ストーンは、わたしが20数年前に知り合った女性と似ていたこととも関係しているのかもしれないが、すっかり、彼女のファンになってしまった。(映画『バードマン』での今時の女性の演じ方もうまかった。彼女は演技派女優と言って良い)

彼女の次回作が楽しみである。

[PR]
by kurarc | 2017-09-07 17:26 | cinema

Archiscape


by S.K.
画像一覧