吉祥寺 シャポー・ルージュ閉店

先日、久しぶりに吉祥寺、洋食の老舗「シャポー・ルージュ」(旧バンビ)で食事をしようと出かけたが、閉店となっていて、驚いた。この洋食店はわたしと同じ歳。吉祥寺の洋食の老舗としては、唯一長く続いていた。

店内は非常に狭かったが、逆にその狭さのせいで落ち着く。わたしは和食より洋食好き(砂糖やみりんで甘く、甘っ辛く味付けする和食は大嫌いである。いわゆる、肉じゃがなどおふくろの味といった料理は自分からは求めない)だが、それは、母の手料理が和食と洋食について同程度出されたこと、そして、こうした店が身近にあったせいかもしれない。閉店の理由はよくわからないが、半世紀以上続いた店が閉店するのは惜しい。吉祥寺にはこうした老舗は今やほとんど存在しない。

もう一つ行きつけの洋食の老舗「おしどり」が」、駅南口から10秒のところにあった。営んでいたのは、わたしのすぐ上の兄の中学か高校の同級生であったこともあり、よく通った。こちらはハンバーグが有名で、デミグラスソースにシナモンを香辛料として使用していた。このシナモンの香りを嗅ぐと、「おしどり」のハンバーグを思い出す。こちらは15年ほど前に閉店してしまった。

この店の斜め前にあった中華料理屋「五十番」では、たまに父と食事をした。父は必ず酢豚か肉団子を注文していた。こちらも子供の頃からあった老舗だったが、閉店した。

わたしの記憶にある老舗は、すでに吉祥寺には存在しなくなった。唯一、「いせや」のみだろうか。しかし、こちらも改装(復源されたが、元のままではないから、店にあったアウラは消失する)したから、当時の面影は感じられない。




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by kurarc | 2017-09-10 09:40 | 吉祥寺-Kichijoji

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