宮崎 チョウザメのグリーンカレー

b0074416_18222969.jpg
先日、新宿のショールームに行った帰りに、いつも前を通り過ぎていた"みやざき物産館"に立ち寄った。

わたしにとって、九州は憧れの土地である。花田清輝、作家の檀一雄、建築家では磯崎新など独創的な仕事をする人が九州生まれには数多い。わたしは、東よりもむしろ東京より西の土地に惹かれてきた。沖縄へ行ったのもそのあらわれであるし、それが高じてポルトガルにまで行き、住むことになってしまった。九州の中で、佐賀と宮崎にはまだ行ったことがない。以前、宮崎生まれの建築家、武田光史氏の事務所で熊本のプロジェクト(この建築は日本建築学会賞を受賞した)のお手伝いをさせていただいたこともあるし、宮崎生まれのクライアントの方の仕事をさせていただいたこともある。

武田さんの事務所でお手伝いをさせていただいているとき、宮崎の郷土料理屋に連れていっていただき、冷汁の味も知った。奄美大島にも冷汁に似たご飯の食べ方(鶏飯、冷汁のように冷たいものではない)がある。義理の姉が奄美出身のこともあり、冷汁を食べた時、鶏飯を思い出し、南国を感じたのである。

宮崎はチョウザメを食べる文化があるようで、わたしは店の中を歩きながら、美しいグラフィックに惹かれたこともあり、また、グリーンカレーが好きなこともあり、レトルトを買って帰った。チョウザメは鶏肉にも例えられ、白身のあっさりとした味である。グリーンカレーの具材としてもよく調和し、美味であった。

チョウザメという魚のことを詳しくは知らなかったが、世界最大の淡水魚であり、サメの仲間ではなく、チョウザメ科として独立した種であるという。鱗が蝶のかたちに似ていることと、姿がサメに似ていることからチョウザメと命名されたが、サメとは似て非なるものということである。宮崎県では養殖が盛んであるらしい。

宮崎に行くことがあれば、チョウザメの寿司など、チョウザメ料理を堪能できればと思う。そして、できればキャビアも味わいたい。

[PR]
by kurarc | 2017-10-28 18:22 | gastronomy

Archiscape


by S.K.
画像一覧