1級建築士定期講習会終了

3年に1度の1級建築士定期講習会を受講してきた。この拷問のような講習会にはいつも閉口する。建築士事務所を営む限り、建築士(建築家)は死ぬまでこの講習を受講しなければならないのである。なぜ3年に1回なのかも合理的な理由はないはずである。3年に1回は認めるとしても、なぜ1万円以上の講習料なのかも不明だ。我々意匠を担当するものはこれだけでよいが、構造設計1級建築士、設備設計1級建築士の方々は、この講習に加えて、専門の講習も受講しなければならない。

講習会の最後の1時間に行う修了考査もあまり意味はない。それより、講習会時間を1時間増やしてくれた方がよい。朝10時から夕方5時頃までの講義は、あまりにも内容が大すぎるために、ほとんど棒読みに近い講義が続く。なぜ、これだけの内容をすべてにわたり網羅しなければならないかもまったくわからない。ご年配の方は、修了考査のマークシートの仕方もわからず、質問をしている有様だ。わたしはまだ40代後半から始まったからよいが、今の若い建築士、建築家たちは、20代から受講しなければならないのである。これは悲劇といってよい。

本来であるならば現場で実地講習などを行うべきなのだが、何十万という建築士がいる状況では不可能である。どうせならば身になる講習会を望みたいが、それは望んでも無理な注文というところか。せめて、受講料を現在の半分の5,000円程度にすべきと思うが、それも無理な注文だろうか。現在の受講料であるならば、テキストをもっと充実したものにすべきである。このテキストに1万円以上を払うことはとても納得がいかないのだが・・・

by kurarc | 2017-11-29 23:32 | archi-works