ニコンF3の復活とゾーンシステム

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友人の写真家からゾーンシステムに基づく写真の展覧会を開催しているので、見学に来ないかとの誘いがあり、昨日、その展覧会を見に四谷に出かけた。ゾーンシステムとは、写真家アンセル・アダムズとフレッド・アーチャーによって考案された写真技法で、フィルムへの最適な露出と現像処理を決定するためのものだという。写真に相当詳しい人でない限り、このシステムを知らないだろうし、知っていたとしても、このシステムに基づき写真を製作する人はごく限られている。

わたしも初めてこのシステムを知り、その緻密な白黒写真に感心しながら、展覧会を楽しんだ。アンセル・アダムズは、このシステムを確立することによって、1枚あたり1000万円もするような写真を製作できる写真家として知られるようになる。このシステムは非常に説明するのが難しいし、わたしも説明できる技量がないので、この程度にしておくが、写真家の友人からは、せっかくニコンF3を持っているのだから、そのカメラを再生させ、マニュアル写真を楽しまないかと薦められた。

ニコンF3を購入したのは20年以上前のことである。遊学先ポルトガルで建築を撮影するために、ニコンF3にシフトレンズ(28mm)を揃えた。お世話になったO先生が、ニコンF3とシフトレンズで素晴らしい写真を撮影されていることを知り、わたしも購入したのである。しかし、帰国後、カメラのデジタル化が進み、デジタルカメラを使うようになり、F3は押入れの中にしまい込まれたままになっていた。もったいないとは思いつつ、気軽に撮影できるデジタルカメラに頼っていたのである。

今回、F3を復活させるちょうど良いきっかけができた。これで白黒写真を撮影し、引き伸ばしから定着まですべて手作業で写真を製作することを来年あたりから少しずず始めてみようかと思っている。ちょうど、ニコンでは来年3月まで特別な修理期間を設けて、F3のメンテナンスを行ってくれるという。すでに2016年に部品の製造は終了。今後は気軽にメンテナンスできる状況ではなくなる。この機会にメンテナンスをして、一生使用できる機種に蘇らそうと思っている。

*カテゴリに「photo」を加えることに。
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by kurarc | 2017-12-21 19:02 | photo