麗美(REMEDIOS)の音楽

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疲れると女性ボーカルを聴きたくなる。少し前、映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』で久しぶりに彼女の音楽に再会して、1枚もっている彼女のベスト盤『Reimy / Best of Best』を久しぶりに聴く。

わたしが女性ボーカルを聴くのは、そこに「女性」を感じたいからというより、女性の声に、女性性と同時に、少年の頃の声、声変わりする前の声を聴いている気がする。女性の声はわたしにとって二重の意味をもっている。だから、カンツォーネのミルバのような特別な女性ボーカリストを除いて、高い声、少年のような声の女性ボーカルを好んで聴いている気がする。

このCDで好きな曲は『Love レクチャー』。前半は少女の恋を素直に歌っているかと思っていると、後半で不倫の曲であることがわかる。それも、こんなに不倫の曲を明るく歌っている歌も珍しいのではないだろうか。メロディーが美しいのは、『Fortune Kiss』だろうか。映画音楽のような曲で、映画監督の岩井俊二が彼女に自分の映画音楽を担当させようと思ったのもうなずける。

麗美さんはわたしと同世代。あまり表には出ずに活動されているようだが、わたしとしては成熟した大人の音楽を披露してほしいし、是非コンサートなども行ってほしいミュージシャンの一人である。

by kurarc | 2018-01-30 19:49 | music